SNS上で誹謗中傷する人の特徴
私の好きなアニメ「進撃の巨人」のエンディングテーマ「暁の鎮魂歌」で次のような歌詞が登場します。
石を投げる者と 投げられる者には 容易に越えられぬ 柵がある
立ち位置が変われば 正義は牙を剥く
檻の中で吼えているのは 果たしてどちらか
Linked Horizon / 暁の鎮魂歌
元々、私はSNSをよく利用するほうでした。
ですが、ここ2年程でSNSを利用する機会が極端に減りました。
理由は、自分では気をつけているつもりでも、タレントや、所謂インフルエンサーへの誹謗中傷がどうしても目に付いてしまい、なんていうか、残念な気持ちになるというか、気持ちが一気にダウンしてしまい、やがて、それらにうんざりしてSNSのアプリを起動することがほとんどなくなりました。
私自身は一度も批判の的にあったことはないので、実際に誹謗中傷の的になったことのある人の気持ちは、想像することでしかわかりませんが、とても辛いでしょうね。
今回、紹介する動画は、SNSに誹謗中傷する人の特徴を解説してくれるこちらの動画。
植木理恵の心理学チャンネル【公式】
なぜSNSで誹謗中傷をするのか?
僕はあまりTVを視ないのですが、明石家さんまさんの「ホンマでっか!?TV」に出演されているのを何度か視たことがあります。
植木先生は、日本教育心理学会において最難関の「城戸奨励賞」「優秀論文賞」を史上最年少で連続受賞されたという経歴があるそうで、著書も多数あり、YouTubeチャンネル開設と、その活躍は多岐に渡ります。
そんな植木先生が、アメリカの6大学の研究結果を元に、SNSで誹謗中傷する人の特徴を解説しています。
動画の最後には、それらの書き込みをされた場合のマインドのあり方も解説していますので、今現在、実際に誹謗中傷を書き込まれている方や、万が一、自分自身がその標的にされてしまった場合の気持ちのあり方としても参考になると思いますので、ぜひご視聴いただければなと思います。
以下、動画の内容
1.人間はそう悪いものではない
2.イベント(コンサート)に参加した人のSNSの書き込みは全体のわずか9%
3.その中で誹謗中傷を繰り返し書き込みした人は全体のわずか7%
4.SNSイジメをする人の特徴
・ボキャブラリーが貧困
・意見を共有できる友人がいない
・過去にSNSで傷ついた
・書き込みが習慣になっている
・SNSに対する知識がない
5.誰からも愛されたいという気持ちから卒業
6.まとめ
私には忘れられない事件があります。
2年前(2020年)5月23日に起きた、女子プロレスラー「木村 花」さんが、自らの手で命を断った事件です。
あるTV番組がきっかけ(と言われています)となり、彼女はSNS上で猛烈な誹謗中傷の嵐を受け、自ら死を選びました。
そして昨日のことです。
こんなニュースが目に飛び込んできて、愕然としてしまいました。
木村花さんの母親に対して、40歳代の男が中傷し、名誉毀損の容疑で書類送検されたそうです。
言葉は時として凶器。
深く人に突き刺されば、その傷はなかなか癒えないでしょう。
言論の自由とは…?
出口は無いのに、入り口ばっかりの世の中。
僕は、頭が悪いので、答えを導き出すことができませんが、5月が近づけばまた木村花さんを思い出し、そして、言葉の大切さを思いだすでしょう。
この記事が皆さんの役に立つことを、心から祈っています。
では、おやすみなさい。
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