職場の悩みから恋愛関係まで。名著「嫌われる勇気」を要約している動画を紹介!
こんにちは。当ブログ「賢者の足跡」へようこそ!
このブログでは主に人の「悩み」や「疑問」を解決するのに参考となる動画を紹介しているブログです。
今回も皆さんの役にたつ動画の紹介をします。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
仕事を辞めたい理由
みなさんは、お仕事を辞めたいと思ったことはありませんか?
また、その理由はなんですか?
ビジネスの問題解決を考えるメディア“Biz Hits”さんのサイトで、働く男女500人に「仕事に行きたくない理由」をアンケート調査し、集計結果を公表しています。
その中で目を引くのが、2位の「やりたくない仕事がある」の50票から、105票も差をつけて1位になった「人間関係に悩みがある」です。
いつだって人は「人」のことで悩む
また、転職サイトで有名なマイナビが運営する「CANVAS」でも、2021年に転職した人を対象に実施したアンケートで「転職活動を始めた理由」の1位となったのが「職場の人間関係が悪かった」となり、さらに「Biz Quest」というサイトではYahoo知恵袋に寄せられた仕事に関する悩みを100件調査したところ、やはり「上司との人間関係が悪い」が1位と、多くの人が「人間関係」に悩んでいることがわかります。
このように、沢山の人が人間関係で悩んでいる中で、長年注目されている書籍があります。
その本とは・・・
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ] 価格:1,650円 |
出ました!「嫌われる勇気!」
名著「嫌われる勇気」
2013年に発行されたこの“名著”は、発行部数200万部を突破し、世界累計480万部という、自己啓発本の決定版ともいえる大ベストセラー本として有名ですね。
「嫌われる勇気」はアドラー心理学を研究している岸見一郎(きしみいちろう)先生と、ライターの古賀史健(こがふみたけ)さんお二人の共著で、哲人(教える人)と青年(質問する人)との対話のやりとりからアドラー心理学を学べる内容となっています。
アドラー心理学では「すべての悩みは対人関係である」と断言していて、この本を読んで考え方を変えるだけで、仕事での人間関係、恋愛関係、友人関係、家族関係、夫婦関係など、全てにおいての悩みを解決するきっかけを掴むことができるかもしれません。
そんな「嫌われる勇気」ですが、読書が苦手な人にはなかなか触れる機会がないと思います。
でも、大丈夫!
嫌われる勇気を分かりやすく要約してくれている動画があります!
ということで、今回紹介する動画は、こちら!
「嫌われる勇気」を要約している動画紹介
チャンネル名:サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
動画タイトル:【15分で解説】嫌われる勇気|承認欲求は生ゴミでした。
現役サラリーマンでありながら、軽快なトークでお勧めの書籍や転職に役立つ知識を発信している人気YouTuber“サラタメさん”。
チャンネル登録者数は66万人を超え、昨年(2021年)には書籍「シン・サラリーマン」も発行。
そんなサラタメさんが「嫌われる勇気」を詳しく解説してくれています。
真の「安定」を手に入れる シン・サラリーマン 名著300冊から導き出した人生100年時代の攻略法 [ サラタメ ] 価格:1,980円 |
動画に対する実際のコメント欄でも「圧倒的に分かりやすく腑に落ちた」「自身の意見を加えているところが好感持てる」「本当に要約が上手!」など、動画を視聴してためになったというコメントが多く寄せられています。
時間の無い人のための動画の内容
そんなサラタメさんの「嫌われる勇気 要約動画」をじっくり視聴していただきたいのですが、時間の無い方や、動画を視聴できる環境にいない方のために、以下に動画内容を書いておきますので、こちらも合わせてぜひご覧ください。
【以下、ここから動画の内容】
冒頭
・本の売れない時代といわれる現代で、200万部も売れているベストセラー「嫌われる勇気」について解説していく
・「嫌われる勇気」は“自己啓発の父”と呼ばれるアルフレッド・アドラーが提唱する“アドラー心理学”をわかりやすくまとめた本
・ホリエモンも絶賛している
・サラタメさんも頭をガツンと殴られたぐらいの衝撃を受けた本
・「嫌われる勇気」を本質的に理解できれば、人生観・世界観が変わる
「嫌われる勇気」の結論
・我々の悩みは全て人間関係である
・人間関係の悩みから抜け出すためには承認欲求を捨てること
・頑張ってもどうしても劣等感が消えない人に特におすすめ!
・今回は特に衝撃だった3つのポイントを厳選して紹介する
ポイント1:原因論の否定、全ては目的論
・人の行動に原因は無く、あるのは目的だけ
・目的論の具体例
→例えば、ある会社で若手の子が上司に強く叱責されている
→多くの人は「その若手がミスをしたから怒られている」と思うが・・・
→上司は若手のミス(原因)に怒鳴っているわけではなく、それとは別に“目的があるから”
→その上司の目的とは・・・
1.若手が自分に歯向かわないようにしたい
2.上下関係をみせつけたい
→目的があるからこそ上司は怒鳴っているのだと、アドラー心理学では捉える
・目的論を始めて聞いた方には不思議な感じがするが、正しい
・例えば、同じミスでも凄い剣幕で怒る人もいれば、冷静に注意して終わりという人もいる
・つまり原因であるミスの大きさは変わらなくても、「相手を威嚇したい」という人は怒鳴り、「今後ミスが起きなければいい」という人は声を荒げない
・以上の通り、人間の行動は「原因」ではなく「目的」が決めている
・では、アドラーの目的論から我々は何を学べばいいのか?
・それは、原因とか暗い過去に縛られるな!ということ
・具体例「自分は両親が離婚しているから、きっと結婚生活は上手くいかない」
→それは、原因論に縛られた考え方である
→結婚生活が上手く行かないことと、両親が離婚してることは全く関係がない
→それは、結婚生活がうまく行かなかった場合の言い訳にしようとする「目的」である
・いい結婚生活を送りたいなら、今この瞬間からパートナーを大事にすればいい
・具体例「自分は一人っ子で暗い性格だった」
→今後、人と楽しくコミュニケーションをとることが出来ないのでは?
→これも、今までの自分が暗かったという過去に縛られているだけ
→アドラーに言わせれば「原因とか過去のせいにするな」
→コミュニケーションをとるということは、もちろんリスクもある
→反論にあう、場合によっては嫌われるなど
→そんなリスクがあるからといって、原因や過去のせいにしてはいけない
→もし本当にコミュニケーションを取りたいのなら、やるべき事はシンプル
→今この瞬間から笑顔で話しかければ良い
→一人っ子とか、暗い学生時代があったとかは関係がない
・多くの成功者が「今この瞬間に生きろ!」というが、なかなか理解しにくい
・「嫌われる勇気」を読んで「今この瞬間に生きろ!」の意味がやっとわかった
・それは、原因論で生きるのではなく目的論で生きる!ということなのでは?
・原因や過去に縛られず、今この瞬間から目的をもって動くことが大事
ポイント2:課題の分離
・課題の分離=自分がコントロールできることだけは一生懸命やり、自分でコントロールできないことは、考えることさえしてはいけない
・“自分の課題”と“他人の課題”を分離して考える
・「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」
→馬を水辺に連れて行くこと=自分の課題
→水を飲むかどうか=馬(他人)の課題
・他人の課題は自分ではコントロールできないから気にしない
・悩みが耐えない人達は、自分の課題、他人の課題、全てを解決しようとする
・課題の分離が理解できている人は、自分の課題だけに全力を尽くす
・具体例「評価しない上司」
→営業マンとして一生懸命頑張っているが、上司が全く評価してくれない
→課題の分離が出来ていない人は、どうすれば評価してくれるのか悩む
→この場合、「自分の課題」=頑張って実績を残す。上司に気に入られる行動をする。それを上司が評価するかどうかは「上司(他人)の課題」
→ひたすらに自分の課題と向き合う
→もし、あきらかに不当な扱であることがわかれば「自分の課題」として転職活動してみたり、工作活動(上司をどこかに飛ばす)してみたりする
・他人の課題には絶対に首をつっこまない
・課題の分離は言い換えると「承認欲求を捨てろ!」ということである
・人は油断すると承認欲求の奴隷になりがち
・アドラーが危険視する「承認欲求の奴隷」
→例えば、大学選ぶ際に本当に自分が学びたいことがある大学ではなく、周りからすごいと思われたくて知名度のある大学を選ぶ
→誰かに誉められるために大企業に就職する
→社会人になっても、誰かに怒られないように、誰かに誉められるように生きる
→そういう生き方は他人から認めてもらう「他人の課題」をゴールにしてしまっている
・特に、日本は承認欲求を刺激して頑張らせる風潮がある
・誉められる、認められるなどの「他人の課題」にばかり注力せず、自分の幸せにむけて自分でコントロールできる「自分の課題」に全力をつくそう
ポイント3:タテの関係を作るな
・どんな人であろうと上下関係を作らず、対等な関係を築く
・具体的な方法として、アドラーは「人を誉めるな」と言っている
・誉めるという行為は、誉める側と誉められる側に別れ、自然と上下関係を生み出してしまう
・「誉められて嬉しい」は承認欲求を刺激することに繋がる
・実績により報酬制度のある会社や誉めて伸ばす会社は、承認欲求の奴隷を量産する
・経営者的にはOKであるが、アドラー心理学的にはNGである
・では、良く頑張っている部下がいたらなんと言えばいいのか?
・その場合は誉めるのではなく「ありがとう」と感謝する
・感謝は上下関係を生み出さない
・しかし、絶対に感謝されようと思わないこと
・自分が何かをしてあげて、相手が感謝をするかどうかは「他人の課題」
・何かをしてあげるときは、相手のためになったはずだと自己満足で完結しておく
・自己満足こそ最高のモチベーション
まとめ
・原因論の否定。全ては目的論である
→過去や原因に縛られず、人生は今この瞬間からを変えられる
・課題の分離
→自分の課題と他人の課題を理解し、自分の課題に全力投球
・タテの関係をつくるな
→誉めて(誉められて)上下関係を作らず、「ありがとう」と感謝する
サラタメ的補足「とはいえ、私たちはアドラーではない」
・アドラーが原因論を否定しているとはいえ、過去や原因に甘えていると過剰に自分を責める
・誉めてはいけないということで、自分を押し殺し、完全に誰のことも誉めない
・これらは逆に生きにくくなったりしないだろうか?
・日本という国=承認欲求生まれ承認欲求育ち、という環境
・そんな環境で生まれたサラタメさんでも、なんやかんや、たまには誉められたい
・アドラー心理学でがんじがらめになって、逆に不幸せになることは、恐らくアドラー自信も望んでいない
・あくまで自分がハッピーになる手段としてアドラー心理学を使うことがおすすめ
【以上、ここまでが動画の内容】
終わりに
いかがでしたか?
嫌われる勇気、なんとなくそのタイトルの意味も見えてきましたね。
他人に求めず、自分ができることを一生懸命に。
至ってシンプルな考え方です。
そしてアドラーは、それは今この瞬間から出来ると説くのです。
自分に今なにが出来るのかを考える必要がありますが、自分の思う道、やりたいこと、自己満足で完結できること、それらをちゃんと考えて、新しい一歩を歩みだしたいですね。
ということで、今回はここまで
最後までありがとうございました。
この記事があなたの役にたつことを願っています。
では!
幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え2 [ 岸見一郎 ] 価格:1,650円 |